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ている。しかし,これまで腎機能低下者へのがん薬物療法の投与設計や腎障害予防,および薬剤 の腎毒性への対応は,伝承や経験則,治験情報に基づき臨床現場で行われてきたものの,そのエ ビデンスの確かさは定かではなかった。

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腎障害 ~予防が大切!シスプラチンの副作用~ 腎臓は、体の中の老廃物を排泄したり、水分のバランスを調節するなど、 体を維持するために重要なはたらきをしています。腎障害は、一度起こる

シスプラチンによる腎障害は主に尿細管傷害によるものであり、尿細管にシスプラチンが蓄積し、尿細管細胞の壊死を引き起こすためと考えられ

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薬物による腎機能障害の病態と発症機序 日薬理誌(Folia Pharmacol. Jpn.)127,433~440(2006) 玄番 宗一 キーワード:腎障害性薬物,腎障害の病態,急性腎不全,腎障害発症機序,フリーラジカル性腎障害 大阪薬科大学薬理学教室(〒569-1094大阪府高槻市奈佐原4

ポイントb:シスプラチンは抗がん剤の中でも嘔気・嘔吐の王様。制吐対策をしっかりしよう! ポイントc:シスプラチンによる腎機能障害には注意が必要。水分摂取をしっかり勧めよう!

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り3)、腎毒性はシスプラチンの高用量使用の妨げと なる用量規制因子となっている。一方で、肝障害や 骨髄抑制など他の臓器への障害は少なく腎選択的な 毒性発現が認められるが、シスプラチンの腎選択的 毒性発現機構は不明である。これまで、シスプラチ

Author: Atsushi Yonezawa
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13 白金製剤 蝸牛に障害が生じる。ヒト側頭骨病理では、有毛細胞と血管条に変性・消 失がみられる19)。シスプラチンの投与によって蝸牛内で脂質過酸化や一酸化

東和薬品が運営する医療関係者向け抗がん剤情報サイト。副作用対策のコラム。監修:がん研有明病院 濱敏弘先生。北海道がんセンター 薬剤科 高田慎也 先生。抗がん薬の曝露、後発品など抗がん薬の選定、腎障害・肝障害時の抗がん薬投与、チーム医療における薬剤師の役割など、知って

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慢性腎炎や糖尿病性腎症によりゆっくりと進行する慢性腎不全と 異なり、急性腎不全になった場合にはその原因を除くことにより、 多くの場合進行を止め、改善させることが可能です。早期発見と早 期対応が、重症化を防ぐ一番よい方法です。

シスプラチンに関係した聴力低下がどのようにして起きるのかがわかり始め、いつかはその障害を阻止する方法、少なくともその影響を軽減する方法を見つけ出せる可能性があるからです」と、本試験には関与していないNCIInvestigational Drug Branch次席Percy Ivy,M.D

重篤な腎障害のある患者[腎障害を増悪させることがある。また,腎からの排泄が遅れ,重篤な副作用が発現することがある。] 本剤又は他の白金を含む薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者

東和薬品が運営する医療関係者向け抗がん剤情報サイト。監修:がん研有明病院 濱敏弘先生。抗がん薬の曝露、後発品など抗がん薬の選定、腎障害・肝障害時の抗がん薬投与、チーム医療における薬剤師の役割など、様々なテーマを取り上げ、随時掲載。

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1.早期発見と早期対応および予防のポイント 医薬品による急性腎不全の診断チャートを示す(図1)。薬剤性腎不全が疑 われる場合には、このチャートを参考に原因医薬品を推定し、腎臓の障害部位 を診断し、適切な治療を行う必要がある。

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により肝障害とともに腎腫大、消化器症状などを伴う急性腎障害が 起こることがある。しかし通常はotc薬の鎮痛薬合剤の大量長期 連用による慢性腎障害が多い。 ast, altなどの肝逸脱酵素の上昇。 急性尿細管間質性腎炎 (免疫反 応が介在するアレルギー性

「抗がん剤による味覚障害は、口の中の粘膜へのダメージや、神経へのダメージなど、いくつかの要因で起こるといわれています。たとえば、5-fu系の抗がん剤では粘膜障害が起こりやすく、舌の表面にある味蕾が障害される可能性があります。

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mEq L)し意識障害が出現した.その6時間後に は全身強直性痙攣が発症した.第4病日の尿量は 1,000ml 日,第5病日の痙攣発症までの約10時間 の尿量は1,450mlであり,脱水・腎機能(Cr0.4 mg dl,BUN9.2mg dl)障害を認めなかった.ま

シスプラチンの副作用を抑えることを目的に、日本で開発された新しい白金製剤です。 多くの臨床試験が行われている段階ですが、中にはシスプラチンよりも優れた成績を示すデータも出ています。 現在は、他の抗がん剤が効かなかった場合など、第2、第3の選択肢として用いられることが

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薬剤性急性腎障害 423 であった3).血清Cr値の上昇は投与開始後5~7 日目より始まり,薬剤投与中止後数日で軽快するこ とが多い.GM腎症はセフェム系抗菌薬と同様,近

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したりして対応することで、改善が得られることが多いのです。 腎障害をきたす代表的な抗がん剤には、シスプラチン(商品名シ スプラチン・ランダ)、メトトレキサート(商品名メソトレキセート)、

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かった。次にシスプラチン投与後のラット加7加副こおける尿中N-アセチルーβ-D-グルコサミニダーゼ(NAG)活性 は,腎rOCT2発現量に対応することが判明した。これらの結果から,シスプラチンは腎特異的に発現するrOCT2を介し

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のみがシスプラチン腎傷害に関与する酵素であると結 論している.一方ではWainfordら[18,19]の論文 に対する反論として,近位尿細管刷子縁は障害初期に 剥離・脱落し易く,また再生も遅いことから,重度な シスプラチン腎傷害の移行にGGTの関与は疑わしい

薬剤性腎障害 診療ガイドライン 2016 厚生労働省科学研究費補助金 平成27年度日本医療開発機構 腎疾患実用化研究事業 「慢性腎臓病の進行を促進する薬剤等による腎障害の早期診断法と治療法の開発」 薬剤性腎障害の診療ガイドライン 作成委員会

シスプラチンは、高い腫瘍収縮効果を持つものの、激しい副作用があるのが特徴です。もっとも深刻なものは腎不全などの腎臓機能の障害で、投与上の大きな問題とされています。

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1.重篤な腎障害のある患者[腎障害を増悪させることがあ る。また,腎からの排泄が遅れ,重篤な副作用が発現す ることがある。] 2. 本剤又は他の白金を含む薬剤に対し過敏症の既往歴のあ る患者 3. 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人(「6.妊婦,

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腎の血液浄化の指標として,最も重要なのは糸球体 濾過量(gfr)であり,腎排泄性の薬剤を用いた化学 療法の場合にはgfrによる投与量調整が推奨されて いる1).腎機能の評価方法としては,イヌリン・クリ アランスが最もgfrを正確に反映するとされている

Author: 崇之 後藤, 耕治 吉村, 喜之 松井, 洋祐 清水, 貴博 井上, 和俊 大久保, 大己 神波, 博之 西山, 修 小川
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松田ら:ペメトレキセド・シスプラチン併用療法において留意すべき副作用とその対応 271 図1 症例1:腎機能障害の推移 図2 症例1:血液障害の推移 図3 症例2:腎機能障害の推移 図4 症例3:腎機能障害

シスプラチンについて. シスプラチンは、腫瘍収縮効果が優れているため広く利用されていますが、副作用も激しいのが特徴です。 特に腎機能障害の副作用は、問題視されています。

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シスプラチン(CDDP)はDNA 鎖内・鎖間に架橋を形成し抗腫瘍効果を発揮する、肺がん、 胃がんなどの薬物治療におけるキードラッグである。その投与に伴い出現する有害事象の中 でも腎障害(CDDP-induced nephrotoxicity; CIN)は、当薬物の用量制限毒性としてそのマネージ

ゲムシタビン+シスプラチン療法のポイントa・b・c. ポイントa:大量輸液や尿量測定の必要はありませんが、経口での十分な飲水を促しましょう。; ポイントb:投与量にかかわらず、シスプラチンを繰り返し投与すると腎障害、聴覚障害、末梢神経障害をきたします。

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肝機能障害を増悪させる可能性があり、肝機能障害の程度によって は抗がん剤の減量が必要な場合があります。 抗がん剤は 肝臓に悪い影響がありますか? q31 124 125 第2章 抗がん剤の副作用とその対応 臓器障害

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(1)重篤な腎障害のある患者 [腎障害を増悪させることがある。また、腎からの排泄が遅 れ、重篤な副作用が発現することがある。] (2)本剤又は他の白金を含む薬剤に対し過敏症の既往歴のある 患者

シスプラチンは、強力な抗腫瘍作用を有するプラチナ製剤であるが、副作用として起こる腎障害のために投薬を中断せざるを得ないケースも多々あり、腎障害を軽減する目的の誘導体開発もされているガン治療には有益な薬剤である。

シスプラチンは幅広いがん腫に抗腫瘍効果を発揮する第一世代の白金製剤である。腎障害はシスプラチンの用量制限毒性となる重要な副作用であり,排泄された白金化合物による尿細管障害が主体である。シスプラチンによる腎障害は,大量補液によって尿中の白金化合物の濃度を低下させ尿

高脂血症治療剤フェノフィブラートは、抗癌剤シスプラチンによって誘発される腎障害の予防薬になる可能性があることを、徳島大学大学院医歯薬学研究部臨床薬理学分野研究室・同大学病院薬剤部の研究グループが見出した。

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に用いられますが、強い薬剤性腎障害の原因となることからその使い方は困難とされてい ます。特に、oct2遺伝子を欠損させたマウスではシスプラチンによる腎毒性が全く起こら

その中でも、腎機能障害は、シスプラチンの特徴的な副作用として知られています。 また容量規制毒性とも知られており、尿中に排泄された白金化合物によって尿細管壊死を招くために腎機能障害が出現することも一般的です。

オキサリプラチン(エルプラット)はプラチナ製剤であり,日本で開発され,その後スイスの製薬会社が完成させた抗がん剤で,シスプラチンに対して耐性を持つがんにも効果があり,かつ腎毒性も軽いという特徴があります。

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表.腎機能低下時の主な薬剤投与量一覧 改訂38版( 2014年5月) 薬剤名 CCr CCr< 一般名 10~50mL/min 10mL/min 1 レペタン注 1回0.2~0.3 mg を必要に応じて6~8hr 毎に筋

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www.***.net 2 がん化学療法における 看護のポイント 患者が安心し納得のうえ、日常生活・社会 生活と両立させて治療を受けられるように 支援する。 安全・確実に、そして苦痛が少ない状況で、 予定された治療を最後まで続けられるよう

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Psychiatry 167:1409-1410, 2010)(腎障害ではリチウムが体内貯留 しやすいため禁忌) はほぼ100%腎臓から排泄されるため禁忌 重度の腎機能障害患者1名で血漿中濃度が約4.2倍上昇したことがあるため慎

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既存の腎障害のさらなる悪化 を認める場合 ①該当する薬剤の投与後に発生 ②中止により腎障害の消失,進行の停止 ③他原因が否定できる場合 該当薬剤を可能な限り早期に同定し,中止すること ※被疑薬中止ででも腎障害が遷延した場合ステロイドを考慮

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腎機能障害 腎臓は t体の中の老廃物を排泄し t水分のバランスを調節するな の摂取を心掛けて下さい u止痢剤や整腸剤などで対応すること 聴覚障害 シスプラチンの副作用として高音域での難聴と耳鳴り

・腎障害のある方 ・肝障害のある方 ・高齢の方. 以下の薬剤等と併用する際には相互作用があり、効果が増減したり、副作用を増強したりする可能性があるため、注意が必要なので、飲み合わせにつきまして医師とご相談ください。 ・非ステロイド性抗炎症剤

がん化学療法とは がん化学療法、放射線療法、外科療法の3つを合わせて、がんの三大治療法と呼びます。抗がん剤を中心とした薬剤の投与によって、がん細胞の成長過程を阻害し、細胞を破壊する方法が、がん化学療法です。 がん化学療法に用いる薬剤は、大きく分けて細胞障害性抗がん剤と

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シスプラチン(cddp)は、固形癌に対して世界中で幅広く使用されている抗癌剤の1つである。 しかし、投与後に発現する末梢神経障害や腎障害などの用量制限毒性が問題となり、治療完遂に 至らないケースも認められる2-4。このため、cddp の投与に際しては

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末梢神経障害は,古くから知られているにもかかわらず, その発生機序の詳細には不明な点が多く,未だに有効な治 療方法が存在しないのが現状である.抗がん剤による末梢 神経障害は,その出現や増悪によって患者のQOL(Quality

急性腎不全が起きた場合、上の3つの分類法にてあてはまるものを診断すると、原因薬剤が判断しやすく、かつその治療法が明らかとなります。 例えば抗がん剤のシスプラチンによる急性腎不全は腎性・中毒性・尿細管間質障害と分類されます。

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2)腎実質に障害がある腎性急性腎不全 3)腎以降の尿流障害による腎後性急性腎不全 の三つに分類される。腎前性や腎後性の急性腎不全は,放置すると腎性急性腎不全に移行する。 腎前性急性腎不全は,心臓のポンプ作用の低下(心筋梗塞,心筋炎,心

抗がん剤による腎機能障害と利尿剤/患者に言えそうで言えない一言/アメリカからメンターが:白血病・悪性リンパ腫闘病記(72) 病気(帯状疱疹後神経痛) 病気(悪性リンパ腫・急性リンパ性白血病) 前回の闘病記からの続きです。 ︎2013年9月6日(金)。

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シスプラチン(cddp)は抗腫瘍スペクトルが広く,強 い抗腫瘍効果が認められているので,がん化学療法のた めの薬剤の1つとして使用されている。しかし,腎障害, 悪心・嘔吐,骨髄抑制等の副作用がある。特に腎障害

シスプラチンで問題となる腎障害を軽減させた薬剤ではあるものの,現時点ではいずれのがん種においても,標準的な治療の薬剤としては確立していません。 国内では進行再発例の子宮頚がんに対して第Ⅰ・Ⅱ相試験が報告されており奏効率は59%でした。

シスプラチンは近位尿細管障害を起こしうる代表的な薬剤です。急性尿細管壊死が一般的ですが,ファンコニ症候群となるケースも存在します。シスプラチンによる腎障害は予防が重要です。

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腎性の急性腎不全には急速進行性糸球体腎炎のような糸球体病変によるもの,抗 生物質,抗がん剤(シスプラチンなど)の腎毒性物質による尿細管障害,抗生物質 や消炎鎮痛薬などによる過敏反応由来の間質障害などがある。ネフロンでの濾過や

m-vac療法:シスプラチンの投与時には腎毒性を軽減するために、シスプラチン通常療法の (用法 腎障害のある患者[腎機能が低下しているので、副作用が強く現れることがある]。 市販薬で対応した人には税金の一部が戻ってくる?

シスプラチンは幅広いがん腫に抗腫瘍効果を発揮する第一世代の白金製剤である。腎障害はシスプラチンの用量制限毒性となる重要な副作用であり,排泄された白金化合物による尿細管障害が主体である。

図3 腎毒性強度とバイオマーカー. シスプラチンにより腎障害を誘発したマウスの、シスプラチン投与量および投与後経過時間別にみた各種バイオマーカーの変化。 〔Negishi K,Noiri E,et al.Am J Phathol 174(4):1154-1159,2009〕

肝代謝型なのか、腎排泄型なのかという性質をおさえてしまえば、相互作用もあわせて理解することができます。 肝代謝とか腎排泄って? 上の図と対応してます。 腎排泄型 はシンプルです。

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シスプラチンの投与時には腎毒性を軽減するために、シス プラチン通常療法の〈用法・用量に関連する使用上の注意〉 の(1)に準じた処置を行うこと。 【使用上の注意】 1.慎重投与(次の患者には慎重に投与すること) (1)腎障害のある患者

抗腫瘍薬は糸球体や尿細管、腎間質や微小血管系に作用し、不顕性の血清クレアチニン値上昇から、緊急透析が必要である急性腎不全まで種々の

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腎機能は前値に回復することなく障害が固定し,あるいは進行性に低下し,場合によっては生 命予後さえ不良となりうることが判明してきた。この認識の深まりをもとに,急性腎障害 (acute kidney injury:AKI)の概念が確立された。